自動車の盗難は去年一年間に5700件以上被害が発生し、中でも千葉県が700件以上を占めるなど全国最多となっている。CANインベーダーという道具を使った手口が広まっているとのことで、車のセキュリティ会社によると電子制御システムに侵入して早ければ数分で盗むことができるとのこと。CANインベーダーによる盗難被害には警察も難しい捜査を迫られていて、犯人を割り出すには盗まれた車の行方を追う必要があるため防犯カメラの映像を収集し、つなぎ合わせることで車の行方を特定しようとしているそう。しかし捜査には時間がかかり、その間に車が解体されることもあるため対策を徹底するよう呼びかけている。また車のセキュリティ会社は盗難警報装置が対策として有効などとしている。