バスの運転手不足が課題となる中、千葉県はより幅広く人材の確保を進めようと、初めて県内のバス事業者を集めた就職説明会を東京・中央区の会場で開催した。きょう開かれた就職説明会には千葉県内で路線バスなどを運行する26の事業者が参加。それぞれのブースで担当者が具体的な仕事の内容や勤務形態、研修制度などについて説明していた。バスの運転を体験できるシミュレーターも設けられ、訪れた人はハンドルを操作しながらバスの運転席からの道路の見え方などを体感していた。千葉県は県内に移住してバス会社に就職した場合に、1人当たり20万円を上限に補助する事業を行うなど、運転手の確保に向けた取り組みを進めている。