環境省によると、今年度のクマによる人身被害は22都道府県で236人に上り過去最多。関東では千葉と茨城で被害や捕獲はなし。茨城県は「現状ツキノワグマの恒常的な生息域はない」としているが、去年は被害が相次いだ福島・栃木と隣接する大子町で2016年以来となるクマの出没が2度確認された。県は県猟友会と初めて契約し、市町村の判断で猟銃で駆除する「緊急銃猟」を20人余のハンターで実施できる体制を整備することになった。ハンターを確保できない市町村からの要請で現地に5人1組の派遣を想定し、箱わなの設置やパトロールの実施にかかる費用は県が負担するとしている。県は今後運用方法を具体化するとともに、ハンターの技量向上へ射撃訓練を盛り込む講習会を開催する。
