24歳の浦岡慎之助は祖父も父もボディービルダー。しかし、当初打ち込んだのは野球。ボディビルに魅力を感じていなかったという。そんなボディビルへの見方が変わったのが高校生の時。体を鍛え上げた選手が大会に出場する動画を見たのがきっかけだった。その後トレーニングを始めてから僅か4年で、去年出場した4大会すべてで優勝。このうち去年12月の民間事務主催の全国大会では初出場で頂点に立った。優勝の陰にあるのは父慎吾の存在。自身も県大会を制しこの道40年。新之助が目指すのは国内最高峰のボディビル大会・通称全日本選手権。父と共に寡黙なトレーニングが続く。