近年、拡大が続く古着市場。個人店だけでなく大手アパレルメーカーも参入するなど、出店が相次いでいる。なぜ今、古着が人気なのか、訪れる人々を取材した。JR平塚駅から車で30分のところにある、海外から仕入れた古着を販売する卸売り倉庫。3万着以上が並び、ほとんどが1000円〜2000円ほどの低価格。さらに定期的なセールや300円均一の古着の山も。掘り出し物を求めて、休日には1日600人以上がやって来る。4年前にこの卸売り倉庫をオープンした運営会社は、今では全国4か所にこうした店舗を広げている。古着は、世界的な流通拠点があるタイやパキスタンから輸入。一度に1万着以上をコンテナで仕入れ、コストを抑えている。この20年で、年間に洋服にかけるお金は50%近く減少。価格とデザイン、両方を重視しながら服を選んでいるというデータもある。
古着市場が拡大する中、副業として売買を始める人も出てきている。1年前に千葉市内にオープンした予約制の卸売り倉庫。服の仕入れのために訪れていたのは、会社員の森川浩史さん。森川さんは半年前に古着の売買に必要な古物商の許可を取得。インターネット上で店を開き、個人で売買を始めた。最初は赤字続きだったが、トレンドを研究するなどして、ようやく売り上げが安定してきたという。森川さんは「もともと自分が好きで始めたことなので、収入を少しでもアップさせて、子どものためにお金が使えるようにしていきたい」と述べた。今回取材した卸売り倉庫以外にも、24時間営業の無人販売店や古着専門のサブスクリプションサービスなど、さまざまな業態が増えているという。
古着市場が拡大する中、副業として売買を始める人も出てきている。1年前に千葉市内にオープンした予約制の卸売り倉庫。服の仕入れのために訪れていたのは、会社員の森川浩史さん。森川さんは半年前に古着の売買に必要な古物商の許可を取得。インターネット上で店を開き、個人で売買を始めた。最初は赤字続きだったが、トレンドを研究するなどして、ようやく売り上げが安定してきたという。森川さんは「もともと自分が好きで始めたことなので、収入を少しでもアップさせて、子どものためにお金が使えるようにしていきたい」と述べた。今回取材した卸売り倉庫以外にも、24時間営業の無人販売店や古着専門のサブスクリプションサービスなど、さまざまな業態が増えているという。