今年の元日にマグニチュード7.6という巨大地震に見舞われた能登半島。半年以上が経過したこの日に視察に動いた。輪島市では地震で倒壊した家がそのままににあっていた。理由の一つが人手不足。自治体が解体にあたる公費解体は、作業員の手が足りずに全体の10%しか進んでいない。金沢から輪島方面に向かうには県道1本が頼り。なにかあれば簡単に陸の孤島と化してしまう。能登半島の奥に進めば進むほど作業員やボランティアの拠点の場所も少ない。そこで佐別當は能登半島に新たなアドレスの施設を作ろうとしている。石川県羽咋市にやってきたがいくつか物件をもつオーナーの施設の下見を行った。作ろうとしているのはボランティアの滞在施設で佐別當の頭の中にはその先の展開を見据えているが、羽咋市には日本で唯一、車で走ることのできる浜辺の千里浜という観光名所がある。能登の復興が進んだら今度は観光客の呼べる施設にと考えている。