第二次大戦で海外の戦地で亡くなった人達の霊を慰める拝礼式が千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた。式には秋篠宮ご夫妻が出席されたほか、遺族の代表など約600人が参列した。式では福岡厚労相が、いまだ多くの戦没者が各地に眠っていることも決して忘れず、1柱でも多くの遺骨が1日も早く故郷に戻るよう全力を尽くすと述べた。その後、遺骨の調査団が持ち帰った身元がわからない368人の遺骨を収めた。戦後80年となる中、国は遺骨収集作業を加速させていくとしているが、かつての戦地には約112万人の遺骨が残されたままとなっている。
住所: 東京都千代田区3-2