技術の進歩で使い道が広がり、日本水中ドローン協会は3年後に市場規模が600億円以上になると見込んでいる。兵庫県南あわじ市の水中ドローンのスクールでは水中ドローンの使い方の講習を行っている他、海などで行われる調査にも協力している。このスクールではより多くの人に水中ドローンに親しんでもらおうとイベントも開いている。3月には家族連れなどが操縦の体験を行い水中ドローンのレースにも参加した。空中のドローンとは違い特定の免許を取らなくても操作でき、子どもたちも気軽に楽しむことができる。水中ドローンは活用の幅が広がっている。沼島漁協による海中の調査に協力するためスクールのスタッフが同行したときの様子を紹介。水中ドローンは近年、これまでコストや労力がかかっていたさまざまな現場で使われるようになってきている。最近ではダムの調査も行われその用途は海洋土木や水難救助、研究機関との協力までさらに広がろうとしている。