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「南大東村(沖縄)」 のテレビ露出情報

2025年1月、伊左治と取材班はシルトに閉ざされた白の洞窟に再挑戦するための作戦会議を行った。今回目指すのは洞窟内部の撮影、内部の3DCG化。使用するのは最新のフォトグラメトリーという仕様。高精細カメラで様々なカメラで撮影した映像をつなぎ合わせることで詳細な立体構造を再現することができる。照明を持ったダイバーが先陣を切って慎重に進み、取材班は白の洞窟を撮影することに成功。鍾乳石の合間をシルトが巻き上がらないよう注意して進んでいくとまるで珊瑚のような不思議な形をした鍾乳石を発見した。洞窟のつきあたりには花のように咲いた 鍾乳石の空間が。水に溶け込んだ石灰岩の成分が途方もない時間をかけて結晶化し、自然が彫刻したような葉の形を生み出した。今回撮影した映像をもとに洞窟内部を3DCGで再現。水中に広がる洞窟は高さ8m奥行き35mにもなる大空間だったことが判明した。また、洞窟の奥に広がっていた花園のような空間があったのは入口から120mも進んだ地点だった。サトウキビ畑のわずか10mほど下に位置する巨大な水中空間の存在が初めて明らかになった。今回、特別な許可を得て、水中洞窟の鍾乳石を採取し調査。その結果、この鍾乳石が成長を始めたのは11万年前で1万年前に成長が止まっていることがわかった。鍾乳石は水に状態にあると成長することができないため、1万年前までは海水面が今よりずっと低く地上に出ていたことを示している。2万年前の地球は氷期。海面は現在よりも大幅に下がっていた。大規模な海水右面の低下が繰り返されたことで南大東島の地下深くまで洞窟が作られていった。

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