台風7号は関東に向かって北上を続け、今夜から厳重な警戒が必要。新幹線や在来線の一部では計画運休も予定されている。東京・八丈島ではあすの朝に最も接近するとみられる。気象庁は関東地方・伊豆諸島・山梨県で今夜からあすにかけて、線状降水帯が発生する可能性を発表。千葉・南房総市のホテルでは台風への対策を急いでいる。台風15号の被害を教訓に窓ガラスには養生テープを張り対策。道の駅「みのりの郷 東金」では、災害時の対策としてソーラーパネルで発電された電気を緊急時に地域住民に利用してもらうことを想定している。台風7号の接近に伴い、東海道新幹線は東京-名古屋間で、あすから終日運転を取りやめ。名古屋-新大阪間で本数を減らしグリーン車を除き全席自由席にする。東北・上越・山形新幹線は一部の列車で計画運休を予定。在来線では東京メトロ東西線や千葉のJR線など、それぞれ一部区間で運休が決まっている。空の便では日本航空・全日空で国内・国際線の計654便の欠航を発表している。