日向灘を震源とする地震を受けて気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表した。この情報がなぜ出されたのか、私たちはどんな対応を取ればいいのか。解説委員・清水聡の解説。地震の直後、専門家で作る南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会が開かれる。世界の統計データでは過去に発生したマグニチュード7以上の地震1437事例のうち、その後に同じ領域でマグニチュード8クラスの巨大地震が発生したのは6事例。政府は茨城県から沖縄県にかけて内陸の地域を含む29の都府県707市町村に地震への備えを改めて確認するよう呼びかけている。日頃からの地震への備えの確認しておく。