午後4時すぎ、高速道路のパトロール隊に事故の連絡が入る。高速道路での追突事故。副隊長は後方の警戒にあたる。追突された車と追突した車の運転手から事情を聞く。事故車のもとに高速警察隊が到着。さらに救急車も到着。副隊長は追突された車と高速警察隊の車の間に救急車を停車させるよう指示したが、救急車は追突された車の横に停車してしまった。新人の甘粕隊員は次々と到着する消防車や救急車の対応に追われたが、無事に救急車を発進させることができた。
高速道路の路肩にいた作業員の真横、トラックが作業車両に追突した。猛スピードで追突したトラック、雨の中で誘導棒を振る作業員のギリギリに通過する車。隊員たちは危険な事故現場で後方の警備作業をしている。車線規制が必要な場合は車を警戒しながら矢印板を設置している。しかし、矢印板を跳ね飛ばす車や矢印板を踏み潰すトラックなどもいた。NEXCO3社によると、高速道路の工事規制エリアの誤進入事故は4年間で約2.5倍に急増しており、過去には作業員が巻き込まれる死亡事故も発生している。
パトロール隊は事故車や故障車の対応以外に障害物の排除なども行っている。隊員が向かった先にあったのは散乱した毛布。障害物の排除も隊員の重要な業務。また、走行中にタイヤが破裂する「バースト」のトラブルに対応することもある。隊員によると、暑さで路面温度が上がるとバーストの危険性が高まることもあるという。安全に作業ができるようパトロール隊は後方の警戒業務を行っていた。隊員に襲いかかる後続車両による2次事故。9月には厚木市の高速道路でレッカー作業中の男性が大型トラックにはねられ死亡する事故があった。
高速道路の路肩にいた作業員の真横、トラックが作業車両に追突した。猛スピードで追突したトラック、雨の中で誘導棒を振る作業員のギリギリに通過する車。隊員たちは危険な事故現場で後方の警備作業をしている。車線規制が必要な場合は車を警戒しながら矢印板を設置している。しかし、矢印板を跳ね飛ばす車や矢印板を踏み潰すトラックなどもいた。NEXCO3社によると、高速道路の工事規制エリアの誤進入事故は4年間で約2.5倍に急増しており、過去には作業員が巻き込まれる死亡事故も発生している。
パトロール隊は事故車や故障車の対応以外に障害物の排除なども行っている。隊員が向かった先にあったのは散乱した毛布。障害物の排除も隊員の重要な業務。また、走行中にタイヤが破裂する「バースト」のトラブルに対応することもある。隊員によると、暑さで路面温度が上がるとバーストの危険性が高まることもあるという。安全に作業ができるようパトロール隊は後方の警戒業務を行っていた。隊員に襲いかかる後続車両による2次事故。9月には厚木市の高速道路でレッカー作業中の男性が大型トラックにはねられ死亡する事故があった。