厚沢部町は自然豊かな森林に囲まれた人口3200ほどの町。農家の前田さんはおじいさんの代からアスパラの栽培を始めて、前田さんも今年で21年目になる。栽培を行うのは23棟のアスパラ専用のハウスで、3月から9月にかけて出荷している。食べているのは茎と穂の部分で、地中にある根から生えてくる。松井絵里奈が収穫体験し、生で試食。やわらかくてめちゃくちゃ甘いなどとコメントした。アスパラは春になると根っこの糖分などを使って成長する。このうち太くてまっすぐなものをあえて収穫せず親株として残しておくことで甘さのカギになる。親株は大きく成長したあと偽葉を伸ばし光合成が活発に行われ、作られた糖分を根に蓄えていく。翌年の春になると、その糖分を使って新たに茎を伸ばしていく。アスパラの美味しさを決めるもう一つの秘密は、収穫後のスピード。アスパラは立っている状態が一番養分を使わないという。瑞々しさを保つため、コンテナに水を入れて冷蔵庫の中に入れる。イチオシの食べ方は、ホイル焼きにしたアスパラにバターをのせるだけ。松井絵里奈は、中までじんわり火が通っていて甘さが引き立つなどとコメントした。