介護費用は、2000年には3.6兆円だったが、今年度の当初予算は13.8兆円で、約20年間で約4倍になっている。先週月曜日に開かれた厚労省の社会保障審議会では、介護保険制度の負担見直しについての議論が本格化し、介護サービスを利用する時の利用者負担が2割となる対象を年収が220万円以上に引き下げる案が示された。大筋で了承されたのは、65歳以上の高所得者の介護保険料を引き上げた分で、低所得者を支えるという案だ。実施されると、保険料が現在より月約5000円上がる人もいる。
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