おかしいことの1つに「被爆体験者」という名前もあげられる。被爆を体験しているが被爆者ではない、分かりにくくしている。被爆体験者・被爆者、一番異なることは原爆の放射能の影響が認められるかどうか。国は被爆者は放射能の影響はないとして精神疾患者として扱っている。被爆体験者手帳をとれば精神疾患に関わる病気に関して医療費の助成を受けれるも手帳をとるために年1回、、精神科を受診しなければならない。様々な病気が心の問題とされることに傷つき・憤る方が多い。これに広島との差別が拍車をかける。8月9日、岸田総理が被爆体験者と初めて面会をして、政府として早急に課題を合理的に解決できるよう指示をすると発言をしたが、直後に退陣を表明した。ただ岸田総理が解決ではなく合理的に解決という言葉にしたのは意図が分からない。厚労省も判決を注視していると思われる。被爆体験者は過去最高裁まで争い敗訴している。前の裁判では556人いた原告のうち約200人がすでに亡くなっている。再提訴した44人のうち4人も亡くなっている。多くの原告が体力的に裁判を続けるのが難しいとしている。少なくとも広島と同様の救済が実現すること、そして非人道的な被害の1つとして放射性微粒子による内部被曝に向き合う刑期となる判決となることを期待する。