医療費が高額になった場合の自己負担を抑える制度について、負担の上限額を引き上げる案が示された。高額療養費制度は、治療が高額になった場合、患者の負担を減らすため1カ月の医療費が上限額を超えると、その分が払い戻される。年齢や所得に応じて上限額が異なり、70歳未満では年収別に5つに区分されている。厚労省の審議会はきょう患者の自己負担の上限額を引き上げることや所得区分を細分化する案を示した。上限額を引き上げることで、現役世代の保険料負担を軽減させる考え。
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