都内のクリニックでがんなどの予防を目的に免疫細胞の投与を受けた2人が敗血症になり入院した問題で、厚生労働省は管理者の医師などに改善命令を出した。厚生労働省は再生医療で使われる細胞の安全性を確認する方法など示した手引きを作成と明らかにした。患者に投与する細胞などの安全性を確認する方法・手順が一律には定められておらず、今回の問題では細胞を加工する施設などで細菌が混入した可能性が指摘されている。厚生労働省は今後、手引きの具体的な内容について、専門家を集めた部会で検討するとしている。
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