今年度の年金受給額は、国民年金が6万9308円、厚生年金が23万2784円と、前年度より挙がっているという。年金受給者からは「年金だけじゃ足りない」という声があがっている。国会では、将来の年金支給額の底上げ議論が行われ、今国会中での法案提出を目指すとしている。また、パート・アルバイトの社会保険加入の条件が、週の労働時間20時間以上のみとなり、手取りは減るが年収は高くなる見込みだという。フィナンシャルプランナーの井戸美枝さんによると、厚生年金は、年収に関わらず、約18年以上受け取ればお得になっていくという。また、会社で働きながら厚生年金を受け取る人は、給与・老齢厚生年金が月51万円を超えると、年金の一部または全額が停止となる。政府は、月51万円の限度を、来年4月から月62万円に引き上げを目指すとしている。丸岡さんは「今はすごい人手不足なのに、働き控えの方に行ってしまう政策なら、なんだか水を指しているように感じる」などと話した。