中央社会保険医療協議会がきょう開かれ、厚生労働省が昨年度の医療機関の経営状況を報告した。病床数が20床以上の「一般病院」の収支は平均2億6,723万円の赤字(前年度比794万円増)で、国の補助金などを含めても平均1億4,166万円の赤字だった。地方自治体が運営する「公立病院」は平均10億5,330万円の赤字だった。病床が19床以下の「一般診療所」は医療法人が経営する診療所で平均905万円の黒字、個人が経営する診療所で平均2,631万円の黒字だった。政府はこれらのデータを踏まえて年末までに診療報酬の改定率を決定する方針。日本医師会の松本会長は上乗せが絶対に必要とコメント。介護保険サービスを提供する事業所は昨年度の決算で収支の赤字が全体の37.5%にのぼった。サービスの種類別に赤字をみると、介護老人保健施設が49.3%、通所リハビリテーションが48.6%、地域密着型特定施設入居者生活介護が45.9%だった。厚生労働省は次回の改定を待たず、来年度のに臨時で介護報酬を見直す方針。
