きのう投開票された東京都議会議員選挙は、都民ファーストの会が第1党に返り咲いた。今後、安定した都政運営ができるかが問われることになる。都議選では小池知事が40回以上応援演説を繰り返した都民ファーストの会が、32議席を獲得した。自民党は過去最低の22議席にとどまり、公明党も候補者全員の連続当選が8回で途絶えたが、この3党の“知事与党”は過半数に達した。一方、これまで議席を持たなかった国民民主党が9議席、参政党が3議席を獲得していて、新興勢力がどのような影響を及ぼすかも焦点。今後、小池知事が安定した都政の舵取りをできるかが問われることになる。