衆議院選挙の投票日まで5日。きょうのテーマは衆議院選挙の中盤情勢を徹底分析。自民党は選挙区の半数以上で優位に立ち、比例代表も無党派層の投票先でトップになるなど議席を伸ばす勢い。現在の情勢では過半数を大幅に超え、300議席台をうかがっている。連立与党の日本維新の会は比例で伸び悩み、選挙区も前回全勝の大阪で接戦の区があり、公示前の勢力を維持できるか微妙。一方で中道改革連合はほとんどの選挙区が苦戦か接戦で、比例も公示前の議席に達するのは難しい情勢。現状では公示前の半数以下に減る可能性もある。国民民主党は比例で前回並みの議席となる勢いだが、選挙区は優勢の候補者が極めて少なく、公示前の勢力維持が不透明な情勢。共産党は優勢の選挙区がなく、比例も伸び悩み、公示前の議席数を確保できるか微妙。れいわ新選組は選挙区の候補が全て劣勢で、比例も苦戦し、議席を大きく減らす情勢。参政党は選挙区が厳しい戦いで、比例は大きく伸ばすものの、去年の参院選ほどの勢いはなく、現時点では10議席前後となる情勢。減税日本・ゆうこく連合は議席を減らす可能性が高く、日本保守党と社民党は議席を維持・獲得できるかが焦点。チームみらいは比例で一定の支持を得て5議席以上が視野に入っている。今回の調査では選挙区の概ね4分の1が接戦で、2割ほどの有権者が投票先を決めていないため、選挙戦の後半で情勢は変わる可能性が大いにある。「中道改革連合」伸び悩みの要因:無党派層を取れていない→自民だけでなく国民・参政にも取られている、中道に入れるはずの公明支持層が5~7割しか固まっていない→本来であれば9割近くまで固めるべき。選挙ドットコム・鈴木氏は「前回の衆院選と比較した時に野党が割れてる選挙区が多い。前回は当時の立憲民主党と国民民主党が一緒に出ていた選挙区が全体で13だった。今回は中道と国民民主党が一緒に出ている選挙区が46ある。これがなぜ自民党に有利かと言うと自民党と中道と国民と立っているとどうしても野党の支持層が割れて結果的に自民党が浮き出ると。なので自民党の比例の得票率って2021年の岸田政権の時とあまり変わっていないが、それ以上に小選挙区で30ぐらい上振れているのは野党が割れているからというのが要因としてある」等と指摘した。今回の中盤情勢で注目の数字の一つが「310」。現在、自民・維新を合わせて与党が300議席以上確保する勢い。さらに参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2の議席数310を狙えるような勢いが来ている。もし与党が3分の2の議席を獲得したらどんな影響があるのか。
