参議院選挙終えてマーケットについて。日本は祝日のきのうも外国為替市場は動いていた。先週選挙前は1ドル148円台後半だったがきのう早朝には147円台後半と円高に進んだ。市場では先週時点で与党は野党に負ける見方があり財政拡張の懸念から円を売る動きがあったが結果大差ではなかったとの受け止めから買い戻す動きが出たということ。注目は午後2時からの石破総理大臣が記者会見で続投する意向を正式表明してから円高基調になったこと。石破総理大臣は減税には慎重な立場で一貫しているので続投姿勢を受け円買いとなった。専門家井野さんは日本国債売買の債券市場に注目、「最近は財政悪化のケナンから超長期金利が上昇し円安になるパターン、先行きの不透明感から金利上昇すれば円安が進行する可能性もある」などとした。このあと午前9時前に始まる債権市場の値動きに注目。