- 出演者
- 高井正智 渡部圭司 中山果奈 近藤奈央 ホルコムジャック和馬 是永千恵
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
一昨日の参議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れしたことについて石破首相はアメリカとの関税交渉など様々な課題に直面していることを上げ、政治的空白を作らないために総理大臣を続投する意向を示した。記者会見に先立って石破首相は公明党の斉藤代表と会談し、日米間税交渉などの課題に対応する必要があるため引き続き両党で政権運営にあたる方針を確認した。また森山幹事長ら党執行部も続投させるとした上で、今後の政権運営については政策ごとに野党と合意形成を図っていく考えを示した。ただ自民党内からは責任を取って辞めるべきとの意見も出ている。自民党執行部は来週31日に両院議員懇談会を開催し、関税交渉が続いていることなどを説明して石破政権続投に理解を得たい考えだとしている。
参院選の結果を受けて野党側からは「民意を無視して居座る石破政権とは厳しく対峙していかなければならない」、「与党の過半数割れという状況は政策実現という意味で良い結果だったと思う」、「これまでの石破政権下ではなし得なかった政策の実現に向けて野党や一部与党と協力していきたい」などのコメントが出た。
今回衆参両院で与党過半数割れとなったものの、石破総理は続投の意向を示している。石破総理としてはこのタイミングで総理大臣を辞任すれば野党から新たな総理大臣が生まれる可能性もあることを危惧しているため続投という方針を示したとみられているが、自民党内からは責任を問う声も相次いで出ている。一方野党側は多党化が進んだことで足並みを揃えることがより難しくなり、政権交代の機運は高まっていない。
アメリカの関税措置の交渉期限 8月1日が迫る中、日本時間昨夜に赤澤経済再生相が閣僚交渉のためワシントンに到着した。赤澤経済再生相はベッセント財務長官、ラトニック商務長官、USTR グリア代表らとの会談を行いたいとしていて、参議院選挙の結果については交渉に影響はないとの考えを示した。
参議院選挙の結果を受けた経済についての解説。石破総理大臣はアメリカとの関税交渉などの課題に対応するなどとして続投を表明した。渡部経済部デスクは「日本の選挙期間中はアメリカ側も様子見のようなところがあったのでいよいよ大詰め協議に入るというのが今回の位置づけ」とした。焦点はすでに25%関税が課されている自動車の扱い、引き下げについて日本側は提案し米閣僚がトランプ大統領に報告、政府関係者によるとその内容を米側が精査している段階ということ。自動車以外にも25%関税をかけるという8月1日はちょうど10日後、急転直下で決めることもあるトランプ氏からみるとまだ10日もあるとみている可能性もある。さきほどベッセント財務長官がCNBCのインタビューで「8月1日までに合意することよりも高い質の合意を成立させることを重視」と述べたことで8月1日を超えても交渉が続く可能性も想定しておいたほうが良いかもしれないとした。
今回の参議院選挙では物価高対策など経済政策も大きな争点となった。参議院でも少数与党となる中での対策実現について。選挙戦では対策として与党側は給付、野党側は減税に力点を置いた野党内でも廃止・一律5%引き下げなど内容は様々だった。与党は減税には慎重、社会保障の重要な財源で石破総理大臣はきのう会見で「財政に対する責任も考えながら超党派の協議を呼びかけ結論を得たい」とした。野党主張を踏まえながら物価高対策をどう実行していくかが焦点とした。
農業政策について。コメの価格は最近は追いつく傾向を見えているが値上がりの背景には主食用の生産量を抑制してきたこれまでの国の政策があり政府への批判は強まっている。対策としてコメの増産が求められるがこれについては与党・野党も同じ方向性、野党側からは農家に対する所得補償が必要との主張が目立っている。政策については専門家は多くの補償を受けられる一方生産集約に繋がらない、巨額の財政支出が必要との指摘もあがっている。
渋谷からの中継で気象情報を伝えた。
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オーストラリアは海洋進出を強める中国を念頭に新たにフリゲート艦11隻を導入する計画で、日本とドイツを共同開発のパートナー候補として絞り込んでいる。日本は海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ」型をベースにした共同開発を提案しており、きのうはオーストラリア・キャンベラで護衛艦を建造する三菱重工業・泉澤清次会長が閣僚らに直接働きかけた他、国防関係者に護衛艦の性能や民間工業品を輸出してきた実績をアピールしていた。さらに海上自衛隊は今年に入り、共同訓練の一貫で「もがみ」型の護衛艦をオーストラリアに相次いで寄港させ、艦内に関係者を招いて説明を行っており、日本は官民あげて取り組んでいる。一方でドイツ側はオーストラリアの複数メディアを招き、フリゲート艦を輸出してきた実績を強調したり、ライバルの日本には防衛装備品を輸出した経験が乏しいことを指摘したりしている。オーストラリアによる最終的な選定は今年後半の見通し。これを前に双方が働きかけを強めている。
参議院選挙終えてマーケットについて。日本は祝日のきのうも外国為替市場は動いていた。先週選挙前は1ドル148円台後半だったがきのう早朝には147円台後半と円高に進んだ。市場では先週時点で与党は野党に負ける見方があり財政拡張の懸念から円を売る動きがあったが結果大差ではなかったとの受け止めから買い戻す動きが出たということ。注目は午後2時からの石破総理大臣が記者会見で続投する意向を正式表明してから円高基調になったこと。石破総理大臣は減税には慎重な立場で一貫しているので続投姿勢を受け円買いとなった。専門家井野さんは日本国債売買の債券市場に注目、「最近は財政悪化のケナンから超長期金利が上昇し円安になるパターン、先行きの不透明感から金利上昇すれば円安が進行する可能性もある」などとした。このあと午前9時前に始まる債権市場の値動きに注目。
レアアースはEV・ハイブリッド車のモーターに使用されていて、中国政府はことし4月に輸出規制の強化を発表した。日産自動車は早稲田大学と共同で、廃車になったEVのモーターからレアアースを回収しリサイクル技術開発を進めている。実用化に向けてはいかに回収量を増やせるかが課題となっている。
29歳以下で2人以上世帯の持ち家率は増加傾向にある。住宅購入に関する意識調査によると、20代は45歳から59歳に比べて住宅ローンへの抵抗感が少ないという。今年4月に開設されたモデルハウスのターゲットは20代で、外観にこだわらない傾向を取り入れている。モデルハウスに営業担当者はおらず、アプリで鍵を開けて入る。ところどころにメモがあり、家族だけでリラックスして見学できるようにしている。約80平方メートル平屋建物で、家具を合わせて約1800万円ほど。ネット銀行ではことし1月、借入期間が最長50年までの住宅ローンの取り扱いを始めた。期間を延ばすことで月々の返済額を抑えてニーズに応えようとしている。20代の顧客のうち45年以上のローンを選んだ人は、22.5%にのぼる。
鳥取県北栄町の芝を育てる畑から中継。この芝は甲子園球場と同じ芝で、土ではなく砂で育てている。鳥取県沿岸部には砂地が広がっている。激しいプレーに耐えるためにあえて砂で作っているという。砂は水はけが良いため根が水分を求めて伸び、サラサラしているのでまっすぐ伸びていく。芝の強靭さを計る検査器具では、25が出ればよいとされるところを50を超えている。
1986年の福井中学生殺害事件の再審で今月18日、名古屋高裁金沢支部は前川彰司さんに無罪を言い渡した。前川さんは袴田巌さんの姉・ひで子さんに判決について報告した。また、再審制度の見直しに向け、前川さんが「機運が盛り上がっているので共闘して実現しましょう」と呼びかけると、ひで子さんは「のんきに休んでいる暇はないから頑張っていこう」と応じていた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、新しい駐日大使にユーリ・ルトビノフを任命した。ルトビノフ氏は日本で通算18年間勤務した経験があり、日本語が堪能。この日はルトビノフ氏含め16人の大使が新たに任命された。ゼレンスキー大統領は「それぞれの大使には個別の任務と評価基準が与えられた」とSNSに投稿し期待を示した。
東京・渋谷の中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。
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西武の西川愛也に注目した。西川は都内の鉄板焼き屋を訪れた。西川はこれまでリーグ1位の得点等を誇っている。新たな打撃フォームを開幕後に取り入れた。これまでにバットを寝かせて脱力して構える。スムーズにボールを捉えるのが狙いだ。今井達也投手からアドバイスされた。夏場に入りスランプに陥った。ヒット数が減る等した。1番を掴み取る為にスローボールの打ち込みを行った。そんな中、徐々に調子を上げ1番として起用されヒットを量産した。1番西川が後半戦もチームを引っ張る。西川はオールスターゲームにも選ばれている。
為替と株の値動きを伝えた。