自民党の参議院選挙敗北を受け、正式な意思決定機関である両院議員総会が行われる。石破首相は米関税措置はじめ内外の製作過程に切れ目なく対応していくと言及し、続投を支持する議員からは政治空白を作るべきではないとの声がある。党総裁の立場を失わせることはできないとの見解が既に示されていることから、辞任を求めても意味がないと懇談会のような議論に終止すると見られている。一方で旧茂木派や旧安倍派からは辞任への圧力を強めていく。農林関係議員からは増産について説明がなかったとの不満が出ている。企業・団体献金をめぐり立民との協議に前向きであることへの懸念の声もある。