自民党の両院議員総会はまもなく開始から2時間半が経とうとしている。今回注目されている森山幹事長の進退だが、出席した議員に取材をすると現時点ではまだ進退について言及する場面はないということだ。総会の冒頭で森山幹事長は今必要なのは党の一致結束と述べ、党内融和を強く呼びかけた。石破総理は冒頭で自身の責任と進退についてこれまでより踏み込んだ発言があった。きょう取りまとめられる参院選の総括報告書では石破首相個人の責任に踏み込む記述はなかった。そこで石破首相としては冒頭発言で進退に踏み込み臨時総裁選を求める動きを沈静化させたい狙いがあるとみられる。然るべき時に決断するとの発言について出席した議員は辞めるような文脈だったとしている。また別の議員は言葉だけでいつも通り今後の情勢をみて判断するのだろうとしている。総裁選を求める議員は考えは変わらないとしている。