福島第一原発の事故から13年。福島・双葉町では厳しい現実が続いている。4年前に町の一部で避難指示が解除されたが、今も町の85%が帰還困難区域となっている。埼玉で避難生活を続ける鵜沼さんは、先週、帰還困難区域の自宅に一時帰宅。建物は朽ち果て、竹に覆い尽くされていた。米作りが盛んだった双葉町だが、原発事故で田園風景は一変した。そんな中、木幡さんは農業を再開させ、出荷にこぎつけた。放射性物質を含む大量の土の処理も課題となっている。双葉町の伊澤町長は、日本のエネルギー政策の犠牲になったところが犠牲のままでいいのか問いたいと話した。