日本郵便はきょうから昼休みを導入する郵便局を順次拡大した。全国1389局で午前11時から午後2時半までの間で1時間窓口業務が休止となる。対象になった郵便局には窓口業務を2人で回しているところも多く1人が昼休憩に入るともう1人がいわゆるワンオペとなり防犯上の問題があるという。郵便事業は苦境続き、SNSなどの普及で昨年度の郵便物はピーク時のおよそ半分にまで減少し営業損益は896億円の赤字だった。そのような中、導入される利用者の少ない郵便局での窓口業務の昼休みは働く人の負担を減らすと共に人件費も削減、郵便ネットワークの維持につなげたい考え。日本郵便は今後、窓口業務の昼休みを導入する郵便局を更に拡大する考え。