東京都台東区のビニール傘専門店を訪れた。須藤さんの店では江戸時代中期から傘や雨ガッパなど雨具を販売。先代社長が戦後進駐軍のテーブルクロスを見てビニールを知り、製品化に乗り出した。ビニール傘第1号は試行錯誤を続け1958年頃に誕生。おしゃれに敏感な若者たちに中が透ける傘がかっこいいと注目され徐々に普及した。一時期は国内で約50の会社が製造していたが、海外で作られた安価なビニール傘に押され須藤さんの店以外では作られなくなった。逆支弁は風の逃げ道となり、風をスムーズに外に逃がすため傘にかかる負担を軽減できる。
逆さに閉じる傘は洋服や荷物を濡らす心配はない。通常のビニール傘は直径100cmから110cmほどが一般的だが、直径約140cmの傘は横雨もしっかり防げる。
逆さに閉じる傘は洋服や荷物を濡らす心配はない。通常のビニール傘は直径100cmから110cmほどが一般的だが、直径約140cmの傘は横雨もしっかり防げる。
