きのう、台湾の新総統に民進党の頼清徳氏が就任。中国と距離を置く民進党の総統。頼清徳総統は「世界が戦争の恐怖から免れるのを確保するよう呼びかけたい」。頼新総統は中国との関係について「卑下せずおごらず現状を維持する」と強調。中国政府は台湾の独立は死に至る一本道だと強い言葉でけん制している。中国外務省報道官は「どのような看板や旗印を掲げて台湾独立を推進しても失敗するに決まっている」。また台湾が実効支配する金門島周辺の禁止水域に進入するなど圧力を強めている。今回の就任式には超党派の日本の国会議員31人が出席。日華議員懇談会・古屋会長は「中国の脅威が増しているのは現実ですから日台関係はこれまで以上に重要になってくる」。