青森の陸奥湾でホタテの稚貝が大量に死に、来年以降、水揚げの減少が避けられないとの懸念が広がっている。背景には記録的な暑さに伴う高水温が指摘される。陸奥湾の異常な高水温はJAXAの観測衛星も捉えていた。平内町の加工会社社長の荒川さんは20年にわたり中国と取引があったが、輸入禁止措置により輸出ができなくなった。新たな販路を求めて台湾まで売り込みにもいき、手応えをも感じたが、稚貝の大量死にショックを隠せない。いまのビジネスモデルを見直す必要もあると危機感をつのらせている。
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