中国を訪れている台湾の最大野党国民党の立法委員団はきょう、中国の観光当局や税関当局の幹部らと相次いで会談した。会談のあと中国当局は、南部の福建省の人たちの台湾への団体旅行や、台湾産の柑橘類のぶんたんなどの輸入を、それぞれ条件付きで再開する方針を発表した。中国としては、「1つの中国」の原則を認める国民党との交流が、台湾に利益をもたらすと示すとともに、来月、台湾の総統に就任する民進党の頼清徳氏に、「1つの中国」を認めるよう圧力をかけた形。
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