対日勝利を記念する式典は15日を前後してイギリス各地で行われた。15日にはイギリス南東部で元イギリス兵・アーサー・ティザリントンさんらを追悼する式典が開かれた。娘が参加。シンガポールで戦っていたティザリントンさんは1942年から3年間、台湾で捕虜として生活。旧日本軍から暴行を受ける。30年前、日本テレビのインタビューに応じ、「昭和天皇にお辞儀しないと何度も殴られた」などと話していた。ティザリントンさんの娘のジョーンズさんは幼い頃、苦しむ父の姿を何度も見たという。先の戦争でイギリスは勝利し日本は負けたが、ジョーンズさんは、誰も勝者はいません。ずっと苦しみ続けた。本当の意味で勝つことなどなかったのですとコメント。