強い台風10号は当初より西寄りのコースとなり、あさって水曜から木曜にかけて九州に上陸する可能性がある。強い台風10号は今後、発達しながら、早ければあすの夜遅くに、鹿児島県の奄美地方に最も接近し、28日から29日にかけて九州南部に上陸する見込み。その後、進路を東寄りにかえ、30日から31日にかけて本州に接近、縦断する恐れがある。台風のスピードが遅いため、影響が長引く恐れがあり注意が必要。台風10号の影響で、あさって夕方までの予想降水量は、九州南部で400ミリ、東海や奄美で200ミリ、四国などで150ミリとなっている。その後、木曜にかけて各地で雨が降り続き、記録的な大雨となる恐れがある。