今回反省する未来予測は「台風の進路を変えられる」。毎年日本列島を襲う台風の数は平均11個となっている。2018年に日本を襲った「台風21号」は死者14人で公共建物被害は1,248棟となり経済損失額は1兆678億円となった。明治以降で最大の被害をもたらしたのは1959年9月の「伊勢湾台風」で死者・行方不明者は5,098人となった。台風の被害を減らせないかということで当時の新聞に未来予測が書かれていた。それから21世紀に突入したが、台風の進路を変えるのは夢のまた夢でいまだ実現していない。今後台風の進路をコントロールできる日はやって来るのか。
