今月10日に解禁されたサンマ漁。午前3時半、10日に出漁していた40隻のうち、大型船の2隻が北海道根室市の花咲港に戻り、棒受け網漁でとれた約33.9tのサンマが初水揚げされた。今朝の初競りでは税込みで1kg626円の値がつき、去年の1kg14万400円を大きく下回った。初水揚げの量が去年の0.5tと比べて大幅に増えたことや、台風7号の影響で本州に空輸できないことなどが影響したとみられている。その後、獲れたてのサンマは地元の市場に並んだ。しかし昔に比べればまだ低水準ということで、明日、港に戻る漁船の水揚げに期待を寄せている。