これまでは野党候補一本化へ、野党がどうまとまるかが主眼だったが、そこに自民党と日本維新の会が急接近。立憲民主党・野田代表は「(自民と維新は)おとといの夜から急接近しているという情報が入ってきていた」と話した。一昨日は各党、幹事長レベルの会談が国会内で行われていたが、午後4時、自民と維新は都内ホテルで国対委員長会談を実施。きのうは党首会談が軒並み行われたが、午前10時には国会図書館で自民と維新の国対委員長会談、午後6時には自民と維新の党首会談に、急遽吉村代表が参加。きのう、維新の吉村代表は「政策協議がまとまれば高市早苗と書くか?」の質問に、「はい、その考えで結構です」と答えた。維新提示の12の政策。考え方が合わないのは、政治改革、社会保障政策、消費税。自民党の政策協議後、維新・藤田共同代表は「食料品の消費税ゼロは、もう少しすりあわせる」と協議は継続に、企業団体献金の廃止については折り合わず、あす協議となった。自民と維新が強調していたのは、憲法、外交安保、エネルギーなどの基本政策は一致しているということ。星浩は「きょう事実上、政治とカネの話と消費税はゼロ回答」「新しい政権ができて、おそらく国会で苦労する。どこかの段階で不信任案が出るか、出ないか。内閣総辞職か解散総選挙か」などとコメントした。