一方、富士山八合目 富士吉田市救護所では岩瀬医師らのチームが診療にあたる。彼らは滞在中入浴ができないという。この日の食事はカレー、スタッフみんなで食べる。午前4時、寒さで動けない登山客がいるということで岩瀬さんらは現場に向かう。発見されたのは20歳のドイツ人女性。低体温症が疑われる。救護所に搬送し、診察すると過去に心臓を患った経験があるという。さらには彼女は仲間とはぐれてしまったのだという。高山病と低体温症だった彼女、体を温めながらはぐれてしまったツアーのガイドを探す。ガイドが到着し、ツアーと合流し下山した。しかしその日の3時、富士山八合目 富士吉田市救護所に緊急連絡が入る。22歳の男性が低体温症にかかっているのではということだった。