2024年8月19日放送 20:00 - 21:54 テレビ東京

主治医が見つかる診療所
★観光YOUの命を守る富士山救護所SP

出演者
東野幸治 草野仁 森泉 トラウデン直美 
外国人が殺到!日本のすごい診療所
富士山八合目 標高3100mで命を守る ワケあり登山者が続々!天空の診療所

毎年多くの観光客は訪れ富士山。富士スバルラインの吉田ルートは最も外国人登山客が多いのだという。7月には5万人以上が富士登山に挑戦し、その中の2万人が外国人だという。ただ軽装での登山に臨む外国人登山客が後を絶たない。そんな登山客が駆け込む診療所がある。それが「富士山八合目 富士吉田市救護所」である。4~5名のボランティアスタッフで運営され、酸素ボンベやAEDなどが準備されている。登山客に声をかけるのは富士山八合目 富士吉田市救護所の橋本敬太郎医師。普段は鎌倉病院で内科医として勤務、そして富士山八合目 富士吉田市救護所の創設メンバーで、毎年診療に携わっている。近年山小屋に泊まらない「弾丸登山」が問題になり、吉田ルートでは今年から通行規制を開始した。

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富士山八合目 標高3100mで命を守る 登山者に寄り添う!83歳人情ドクター

7時45分、診療所に息切れがするというフィンランド人女性が。本格的な登山は初めてで不安になったという。橋本さんは息切れに関しては普通のことだと説明、高山病に効く薬を持たせた。標高3000mを越え、酸素や気圧が2/3になると高山病にかかりやすくなる。予防法は水分を摂りながらゆっくり昇ることだという。この診療所に来る6割が高山病だという。橋本さんん自身も山岳部に所属していた経験があり、山での病気に関する知識はここで得たものが大きいのだと語る。富士山八合目 富士吉田市救護所は富士吉田市と山梨大学医学部附属病院・富士吉田市立病院が共同運営している。24時間対応で7月5日から9月10日まで運営されている。ある日の午後5時、60代の日本人男性は登山道で転倒し前歯を強打、なんと歯が富士山型に欠けてしまったという。おそらく高山病によりふらついたことで転倒したのだろうということ。下山して歯医者で治療するという。ちなみに富士山八合目 富士吉田市救護所は基本無料、善意で寄付を募っている。

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富士山八合目 標高3100mで命を守る ワケあり登山者が続々!天空の診療所

別の日、岩瀬史明医師のチームが診療所に入る。岩瀬さんは山梨県立中央病院に勤務、ドクターヘリにも乗るのだとか。岩瀬さんは看護師の立川武郎さんら4人で診療にあたる。訪れた患者さんはアメリカから来た男性、8合目で頭痛を感じたという。薬がほしいと語る男性、診察を拒む。診察を受けると山を降りろと言われるのではないかと心配しているのだという。岩瀬さんは高山病と診断、症状が軽かったため薬を処方して送り出した。

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標高3250m 日本一高い雲の上の診療所 マウンテンドクターは“山のお母さん”

富士登山のルートの1つである富士宮ルート。ここにあるのが「富士山衛生センター」。こちらは日本一高い場所にある診療所。配属されている大城和恵医師は国際山岳医の資格を持っている。ある日やってきた患者さん、アメリカ人の父娘で父親が膝の痛みを訴えている。急いで下山したいと語る男性、しかし下りは上りよりも負担がかかる。診療所には多くの機材があるわけではなく、大城さんの判断がものを言う。男性は登山慣れしていることから、日本人より多めの痛み止めを処方して下山を許可した。午前11時、診療が一段落して大城さんが向かったのは隣の山小屋。具合の悪そうな人を発見するためだという。そんな大城さんは自身のことを山のお母さんだと評した。午後1時、頭痛とふらつきを感じるという日本に住んで6年だという中国人男性。2回目の富士登山だが前回は頭痛がなかったという。大城さんは男性の脱水症を指摘。経口補水液を手渡し、休憩をとりながら登ったほうが良いとアドバイスした。午後2時、母親が胃の調子が良くないと語る男性が訪れる。母は嘔吐してしまったという。女性は高山病だが、症状が軽かったため薬を処方して登山を再開させた。

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富士山八合目 標高3250mで命を守る ワケあり登山客が続々!雲の上の診療所

富士山衛生センターには今年から浜松医科大学附属病院が交代で医師を派遣。源馬拓さんは研修医らと4日間泊まり込む。富士山衛生センターがある富士宮ルートは過酷なコースだと言われている。下山中転んでしまったという男性が訪れる。処置をしようにも初めてのことで絆創膏を探すのにも一苦労した源馬さん。貴重な水を使い洗浄し、薬を塗って絆創膏を貼って処置を完了させた。源馬さんは旅が好きで20カ国を渡り歩いた。その中で過酷な環境で暮らす人たちを見て「色々見られるような医師になりたい」と考え、富士山衛生センターへの参加を決めた。よる9時、診療所に助けを求める患者さん。台湾から来た10歳の男の子で頭痛やめまいを感じるという。血中酸素濃度が極端に低く、酸素マスクをして様子を見ることに。

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よる9時、診療所に助けを求める患者さん。台湾から来た10歳の男の子で頭痛やめまいを感じるという。血中酸素濃度が極端に低く、酸素マスクをして様子を見ることに。それでも頭痛が止まらず、源馬さんは痛み止めを処方する。彼らはこの日山小屋に泊まり、翌日下山するという。

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富士山八合目 標高3100mで命を守る 出動!救命救急のプロフェッショナル集団

一方、富士山八合目 富士吉田市救護所では岩瀬医師らのチームが診療にあたる。彼らは滞在中入浴ができないという。この日の食事はカレー、スタッフみんなで食べる。午前4時、寒さで動けない登山客がいるということで岩瀬さんらは現場に向かう。発見されたのは20歳のドイツ人女性。低体温症が疑われる。救護所に搬送し、診察すると過去に心臓を患った経験があるという。さらには彼女は仲間とはぐれてしまったのだという。高山病と低体温症だった彼女、体を温めながらはぐれてしまったツアーのガイドを探す。ガイドが到着し、ツアーと合流し下山した。しかしその日の3時、富士山八合目 富士吉田市救護所に緊急連絡が入る。22歳の男性が低体温症にかかっているのではということだった。

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低体温症にかかったと見られる男性の体を温める岩瀬さんら富士山八合目 富士吉田市救護所のメンバー。男性は夜中の11時から3時間ほど単独で登山していたという。彼は富士登山を何度も経験していたという。診療所で回復した男性は無事下山した。ある日の朝、慌てた様子で飛び込んできた男性は爪切りを求める。足の爪が割れてしまったのだという。別の日の朝、岩瀬さんはトレイルランの練習がてら山頂に様子を見に行くという。その頃救護所では頭痛を訴える女性がいるという。看護師が現場に向かうと女性は腹痛を訴える。インドから来たという夫婦、息子さんが崎を歩いているためすぐにでも出発したいと話す。ただ女性の顔はすぐれず、どう判断するのか。

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スタジオトーク

富士登山の経験があるというトラウデン直美さん、山頂付近の寒さは尋常ではないが、山頂から見る太陽の美しさは素晴らしかったと語った。

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富士山八合目 標高3100mで命を守る 出動!救命救急のプロフェッショナル集団

体調を崩し動けなくなったというインドから来たという女性は腹痛を訴える。高山病ではなさそうだが、息子さんが先に行っていることを訴え早く登りたいという。ただこの女性、先に下剤を飲んでおり救護所で診察を受けることに。そこに岩瀬さんが戻ってくる。整腸剤を処方し少し様子を見ることにした富士山八合目 富士吉田市救護所のメンバー。女性の夫に対し、山を降りたほうがいいという見解を話すも、夫はすぐにでも出発したいと話す。大事をとって、山頂にはこの日行かず、山小屋に宿泊することにした。翌朝、腹痛を起こしたインドからの女性は回復した様子で富士山八合目 富士吉田市救護所のメンバーに感謝の言葉を述べた。富士山の上で、彼らは今日も登山客の安全を見守っている。

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東京駅の断らないクリニック ワケあり患者が続々!夏のインフルエンザ 人食いバクテリア?謎のめまい

観光客で賑わう東京駅。ここには体調を崩した外国人が駆け込むクリニックがあるという。八重洲南口にある東京ステーションインターナショナルクリニックにこの日やってきたのは2時間ほど前に足を怪我したというメキシコからの女性。階段を下っていた際に転んでしまったという。レントゲンのない東京ステーションインターナショナルクリニックでは触診で骨折の有無を確認する。女性の骨に異常はなく捻挫という診断だった。ただ彼女は多くの予定があり明後日には離日する予定だという。どうしても明日は静岡に行きたいという。そこで医師の金川さんはテーピングで固定することを提案した。東京ステーションインターナショナルクリニックは2023年12月に開院、現在はスタッフ3人で運営されている。ただスタッフ全員が英語か中国語に対応できりという。そして東京ステーションインターナショナルクリニックには「来た患者さんを断らない」というポリシーがあるという。

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東京ステーションインターナショナルクリニックの医師、金川修造さんは医師歴42年、発展途上国などで感染症の治療などにあたってきたという。そんな金川さんのもとに子どもが熱を出したというオーストラリアからの観光客が訪れた。なんでもお子さんは現地で発熱、しかし熱以外に症状はなかったためそのまま来日したという。金川さんはインフルエンザではないかと検査する。結果は陽性、5日間の安静を経て観光を満喫したという。金川さんは現在患者の増加を危惧する病気があるという。それは「溶連菌感染症」。昨年の4.5倍に増加しているという。この日訪れた男性は溶連菌が扁桃腺に感染している疑いがあり、これが腎臓に侵入してしまうと腎機能の低下などが起きうるという。またそこから劇症型溶血性レンサ球菌の感染症で死に至ることもある。金川さんは男性に抗生物質を処方、7日間絶対に飲み切ることを約束した。ある日の午後、スコットランドからやってきた女性が来院。足に発疹が出たという。経緯を聞くと虫に刺されたというが、接触皮膚炎、いわゆる肌のかぶれだろうと判断。軟膏を処方し抗生物質も合わせて服用するように伝えた。その後彼女は症状が改善、目当てだったディズニーシーを楽しんだという。

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東京ステーションインターナショナルクリニック、医師の金川さんは6時間の勤務を終え退勤する。実は金川さん、高校時代には柔道で兵庫県の代表になるほどの猛者だった。オリンピックチャンピオンを夢見たが、ケガもあり柔道を断念。そんな時に栄養失調で苦しむ子どものポスターを見て医師として世界を飛び回ることを決めたという。前の勤め先を定年退職後に東京ステーションインターナショナルクリニックで働き始めた金川さん、世界中の患者さんを救いたいという夢は東京駅で続いている。午後6時、いつも飲んでいる薬を忘れてきてしまったという中国人男性が来院する。血圧は160と高めで、1日や2日飲まなかっただけでこれだけ上がってしまうのは困ると、金川さんは同じ成分の薬を探す。長旅の中でも薬を切らさずにいられるように処方した。金川さんいわく、家に薬を忘れてしまうことはよくあるのだという。ある日の夜、ブラジルからやってきた夫婦の奥さんがめまいで立っていられなくなってしまったという。奥さんはこの時妊娠6カ月、めまいを不安に感じる夫婦に金川さんはある診断結果を伝える。

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トラウデン直美さんは昨年のスペイン旅行でアナフィラキシー・ショックを起こしたという。その際に病院にかかったが、スタッフは皆親切だったという。

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東京駅の断らないクリニック ワケあり患者が続々!夏のインフルエンザ 人食いバクテリア?謎のめまい

ブラジルから来日した夫婦、奥さんが突然のめまいを訴えた。奥さんは現在妊娠56ヶ月だという。心配する旦那さんに金川さんは悪い症状ではないとし、耳の奥にある耳石という石が三半規管に入り込んだことによるものだとした。安静にしているだけだと治りにくいため。金川さんが処置をする。奥さんはめまいが止まった様子で、このあとも同じ動きをするように伝えた。奥さんは歩いて帰れるまでに回復したという。別の日、腹痛を訴える男性が来院する。下痢も止まらないと訴えるシンガポールから来た男性。急性胃腸炎だったため、薬を処方した。しかしその2日後また男性が来院する。アイスや牛乳を摂りすぎたためだという。さらに薬を処方してほしいと頼む男性に金川さんは「NO」と断った。

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4日分の腹痛対策の薬を処方された男性。しかし彼は2日後にまた来院した。

腹痛や下痢対策の薬を4日分処方された男性は、2日後に再び来院した。聞けば1度は良くなったが、再びの暴飲暴食でまた下痢を起こしたという。薬には症状がひどい時だけというものもあったが、それを2日間で飲みきってしまったという男性。追加で薬を1週間分ほしいという男性に対して金川さんは「NO」と言い、薬がかなり強いものであることを説明した。また動き回ることもよくないと諭した。

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腹痛や下痢の4日分の薬を2日間で飲みきってしまった男性に、金川さんは約束を守ることを条件に薬を処方した。どんな患者も受け入れる東京ステーションインターナショナルクリニックは患者の要望に応え続ける。

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(エンディング)
配信情報

番組はU-NEXT、TVerで配信。

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