富士山衛生センターには今年から浜松医科大学附属病院が交代で医師を派遣。源馬拓さんは研修医らと4日間泊まり込む。富士山衛生センターがある富士宮ルートは過酷なコースだと言われている。下山中転んでしまったという男性が訪れる。処置をしようにも初めてのことで絆創膏を探すのにも一苦労した源馬さん。貴重な水を使い洗浄し、薬を塗って絆創膏を貼って処置を完了させた。源馬さんは旅が好きで20カ国を渡り歩いた。その中で過酷な環境で暮らす人たちを見て「色々見られるような医師になりたい」と考え、富士山衛生センターへの参加を決めた。よる9時、診療所に助けを求める患者さん。台湾から来た10歳の男の子で頭痛やめまいを感じるという。血中酸素濃度が極端に低く、酸素マスクをして様子を見ることに。