森氏に話を伺うと医療機関の経営が厳しい状況は年々続いていて、高齢者の増加により医療費が上がっていること、国が病院から在宅へという方針を打ち出す中で中小病院の経営が診療報酬によって厳しい状況となっているという。コロナの混乱の影響で人間ドックの利用者が減少したこともある。地方では後継者がいないことも問題となっているという。岸さんは地域ごとに中核病院を設置していくものと見ていたが、救急病院がなくなることは中核病院がなくなることにつながるとコメント。森氏は早く退院させて受け入れ先としてリハビリテーションを行わせるなど機能を分けるものだが、重症者の三次救急・急性期病院は診療報酬的に厳しい状況にあるのが事実と指摘している。吉祥寺の事例であれば4つの病院が閉院したものの二次救急の病院はまだ地域には残っていると紹介。RIKACOさんはいく病院がないと不安になるが自分の住んでいる場所は小さな病院しかない、今後は不安な状況に人が対応していくことが必要ではないかとコメント。