千葉・君津市の廃校で行われている日本の学校体験が外国人観光客に人気。この体験は、君津市のような街が抱える様々な問題を解決するためのひと筋の光となっていた。君津市の山奥にある学校の教室で、制服を着て授業を熱心に聞いているのは外国人の観光客たち。「もしも自分が日本の高校生だったら」をテーマに去年11月から君津市の廃校で行われているインバウンド向けの学校体験サービス。1限目・国語の授業。書道体験。日本のサブカルチャーが大好きだという米国人の女性2人は「呪術廻戦」や「NARUTO-ナルト-」といった漫画やアニメでよく見る日本の学校生活をどうしても体験したいという思いから参加。学校体験の舞台・君津市は人口減少により廃校が16にまで増加。また鴨川など人気観光地への通過点になってしまっていて、インバウンド向けの観光コンテンツの拡充が課題になっている。