千葉県君津市の三石山観音寺を取材。巨大な岩が屋根にめり込んでいるように見える。1409年創建で、3つの巨大岩を背負うように本堂が建てられた。裏に回ると階段があり、階段の先には岩と岩の隙間が幅約40cmほどある。その先には赤い色で結ばれた石像。さらに奥に行くと幅は少し広くなるが、入り口から5mほど進むと左に曲がり、幅は約30cmになった。今度は崖沿いの道が現れ、むき出しの岩を進むと奥の院にたどり着いた。縁結びのご利益があるといわれている。参拝者が縁結びにかけてハンカチを結ぶ。本堂の奥は岩肌がそのまま出ていた。この山は数百年前に海底が隆起してできたと伝わる。室町時代になって巨大な岩への信仰から寺が建てられた。三石山観音寺執事の森口智洞は、岩室をご本尊様の厨子を納めるために手掘りで広げたなどとコメント。岩付近で修行するため、岩に沿って屋根や壁を作った。
