湖池屋・佐藤社長と異業種社員とのガチンコトーク。2016年の社長就任後ロゴリニューアルや社食の改善を行うなど、車内の雰囲気をガラッと変えた佐藤社長の湖池屋改革を深堀り。味の素社員から社長への質問は「転換期に組織をどう動かした?」。社長は「僕が湖池屋に入社する2~3年前に赤字が2期続いた。キリンだかどっかからやってきて「何を言ってるの?」と思われないよう、僕は開発者だったから商品で物を言わせるしかなかった。『プライドポテト』をやりながら次々案を出し、それでもプライドからいこうと思った。プライドポテトの語源はフライドポテト。このダジャレが湖池屋らしい。らしさを忍ばせ、それに反応してきた人をまず大事にした。その人達の不平不満、改善案を聞いて”縄張り根性”や”オーナーにOK貰えればいいという体質”が分かってきた。これを変えるために質問し、応答した。この壁打ちのストロークが続くと熱になり、信頼に変わる。これが組織論の一番初めだと思う。自分ひとりで何でも決めて『さあ動け』は時代遅れ」などと話した。