北陸新幹線の金沢と敦賀の間が明日開業する。北陸新幹線は東京と金沢を結んでいるが明日から敦賀まで延伸する。道の駅「越前たけふ」で、一番のおすすめを聞くと、今の季節だとカニだと紹介された。道の駅の谷口敏和駅長は、関東の人が福井に期待すること、カニを通年で3月で終わりということを知らない人もいる、などと語っていた。そして隣の福井駅は、恐竜王国 福井を全面的に押し出している。福井駅でえちぜん鉄道が運行しているのが恐竜列車。えちぜん鉄道の吉田周平さんは、恐竜を思いっきり楽しんで欲しい、そういう気持ちで作っていると話していた。福井県 恐竜戦略室の斉藤輝幸室長は、新幹線延伸をきっかけに来て体験してもらえれば福井県の良さはさらに伝わると思う、などと語っていた。今回の開業で期待される経済効果は、福井県内で309億円、石川県内で279億円と試算されている。今回、新幹線の停車駅が新たにできる石川・加賀ではPR動画の発表会が行われた。加賀市の観光を支えるのが温泉地。加賀温泉では、能登半島地震で被害を受けた石川県全体の活性化につなげたいとしている。市内の旅館には2時避難をしている人を受け入れているところもある。また被災した温泉地から移り働く人も。もともと七尾市の和倉温泉から同じグループの旅館がある。藤田あゆみさんは、せっかくここまで来てくれる人もたくさんいるので、期待を裏切らないように仕事したい、とコメントした。