ハッチョウトンボは体長約2センチで日本で最小とされるトンボとして知られている。成熟したオスは鮮やかな赤色に、メスは白や茶色の縞模様になるのが特徴。和気町にある県自然保護センターの湿生植物園では今年は今月2日から姿を見せ始め、今は200匹を超えるハッチョウトンボが可愛らしい姿を見せている。また、ハッチョウトンボが飛び交う園内の湿地ではラン科の多年草で淡いピンク色をしたトキソウが満開を迎えている。県自然保護センター・阪田睦子さんは「トキソウとハッチョウトンボのコラボがすばらしく、楽園のような形です」と話した。ハッチョウトンボが飛び交う姿は来月下旬をピークに8月中旬ごろまで、トキソウの花は今月いっぱい楽しめそう。