依頼人は岡山県の渡邉歩さん、35歳。建設会社の社長をしているが、今新たなビジネスとしてリユース業に力を入れている。お宝は3年前にフリーマーケットで仲良くなった方からタダでいただいた中国・漢時代の緑釉壺。緑釉壺は軟陶であるがゆえ、実用品ではなくほとんどが副葬品として製作された。副葬品は青銅で作らていたが、製作に手間がかかるため緑釉壺が用いられるようになった。三国時代に入ると、緑釉壺は衰退し、技法は唐三彩へと受け継がれていった。依頼品の緑釉壺は高さ34センチ、緑釉の発色は美しい。
住所: 大阪府和泉市内田町3-6-12
URL: http://www.ikm-art.jp/
URL: http://www.ikm-art.jp/