SDGs企画。左腕が不自由な方が、3Dプリンターで自作したものなのだが、本来は両手でこうして使うことがある携帯ゲーム機。「できない」を「できる」にコンテストも行われるなど活用が進んでいる、3Dプリント自助具の可能性に迫る。軽快に走るバイク。よく見ると、ハンドルを握っているのは左手ではなく、大きな洗濯ばさみ。左腕が不自由な、seki−1さん。市販品の洗濯ばさみを左手に固定するグレーの板を3Dプリンターで自作。更に免許状必要な改造をしたバイクを右手一本で運転している。seki−1さんは5年前、バイク事故で左腕を切断。搬送先の病院の医師が手術でつなぎ合わせたが、感覚は戻らず動かすこともできない。事故後に3Dプリンターを購入したseki−1さん。独学で設計のやり方を覚え、できなかったことをできるようにする自助具を自作している。
ゲームと同じぐらい好きなのがバイク。ツーリング先での不便さも3Dプリンターで解決した。都内で行われたのは、3Dプリンターで作られた自助具のコンテスト。審査員は作業療法士や無印良品のデザイナーなどが務めている。実はseki−1さん、自作のペットボトルオープナーをこのコンテストに応募。最終審査の12作品に残っていた。最優秀賞は逃したが、seki−1さんの作品は審査員特別賞を受賞した。コンテストの主催者は、応募作品などさまざまな自助具のデータを独自のプラットフォームで公開。必要な人が出力できるように、全国の3Dプリンターを所持している協力者などを増やす取り組みを進めている。コンテストで特別賞を受賞したseki−1さん。3Dプリンターで作りたいものとして「どうにかして左腕を動かせるものが作れれば一番いい」などと話している。
ゲームと同じぐらい好きなのがバイク。ツーリング先での不便さも3Dプリンターで解決した。都内で行われたのは、3Dプリンターで作られた自助具のコンテスト。審査員は作業療法士や無印良品のデザイナーなどが務めている。実はseki−1さん、自作のペットボトルオープナーをこのコンテストに応募。最終審査の12作品に残っていた。最優秀賞は逃したが、seki−1さんの作品は審査員特別賞を受賞した。コンテストの主催者は、応募作品などさまざまな自助具のデータを独自のプラットフォームで公開。必要な人が出力できるように、全国の3Dプリンターを所持している協力者などを増やす取り組みを進めている。コンテストで特別賞を受賞したseki−1さん。3Dプリンターで作りたいものとして「どうにかして左腕を動かせるものが作れれば一番いい」などと話している。