あと1週間で現行の保険証の新規発行が終了。マイナ保険証への移行が本格化する。全国のマイナンバーカードの保有率は10月25日時点で75.2%。マイナカードの保有率は高いものの、マイナ保険証の利用率は15.67%と低いまま。マイナ保険証の利用が低迷する要因は相次ぐトラブル。旧字体などが表示されない、他人の情報が紐づけられていたなど、問題が続出している。政府は現行の保険証について、来月2日以降も最大1年間、有効期限内であれば使用可能としている。マイナ保険証を取得していない場合、保険証の代わりに交付される資格確認書が利用できる。ただ確認方法が増えると窓口で混乱を招く恐れもある。