新年度が始まって今日で4日目だが、すでに新入社員から退職代行への依頼が相次ぎ去年の約2倍になっている。都内の退職代行サービスを提供する企業では今月に入り3日間で新卒社員33人から依頼が。実際に寄せられた相談には「契約書の給与額が入社前に聞いていたのと違う」「入社前に聞いていた勤務時間と違った」「入社前に聞いていた場所とは違う事業所に配属された」と入社前の説明と実際の業務が異なることが退職のきっかけに。新卒社員が早期退職することについて、専門家は「企業の採用意欲が高く、企業の選考活動の早期化が加速している状況。相互理解が不十分なまま内定し、入社してからミスマッチが起きやすい」などと分析している。また、仕事への考え方が変わってきていることも若い世代の特徴で、「仕事は人生の一部、自分らしいキャリアを氣にしている学生が増えている」とのこと。