王道の鉛筆も時代に合わせて劇的進化を遂げている。従来の鉛筆よりはっきり濃く&反射が少ない最新の鉛筆。タブレットでの撮影を想定して作られた。また、折れる心配のない先端がまるっと金属できたメタル鉛筆も。2021年、実験的に作られた鉛筆は芯が半分しか入っていない。鉛筆の使い方の調査で半分の長さになると持ちにくくなり捨ててしまうことが多いと判明。芯が入った鉛筆は黒鉛が入っているため再利用が難しいが、芯がない場合は木そのもののため再利用しやすい。赤青鉛筆は、今では青が短い。昭和の時代、定番だったのはHB。その割合は変わり始め、2006年には2BとHBが逆転。今では売り上げの半分以上が2Bだという。理由はスマホ・パソコンなどの普及による子どもの筆圧の低下。